その他の新しいカーボン材
前章のC/Cコンポジットは従来のカーボン材とは全く異なる製法の新しいカーボン材で、 最近ではニューカーボンとかファインカーボンと呼ばれています。
このニューカーボンの中にはグラッシーカーボンもあります。
これは例えばフェノール樹脂の成形物を真空中で徐々に1500℃位まで過熱焼成するとガラス状のカーボンが得られます。
緻密でカーボン粉が出ないなどの優れた性質があり今後半導体製造工程で使われていく可能性が高いです。
その他のニューカーボンに熱分解炭素などがあります。